塗装メーカーがあかさない外壁塗装の秘密



外壁塗装の塗り替えは本来2回までは問題なく塗り替えが可能ですが、実は3回目以後の塗り替えは下地の調整後、場合によっては塗膜の剥離の状態を確認の為に剥離試験のちに、塗装を進めますが、本来は外壁塗装の全面剥離をして塗装をしてほしいとのこと。

特に公共事業の建物では塗膜の全面撤去のうえ、外壁塗装をしますが、塗膜の剥離などの保証はしないとのことでした。

つまり、外壁塗装ではウレタン樹脂塗料5年、シリコン樹脂塗料10年、フッ素樹脂塗料20年くらい、ルミステージ(フッ素樹脂塗料)30年の塗り替え時期を考えると、新築住宅以後の塗り替え計画で2回塗り替えをする場合はウレタン樹脂塗料では10年、シリコン樹脂塗料20年、フッ素樹脂塗料40年、ルミステージ(フッ素樹脂塗料)60年が外壁塗装の寿命です。

{塩害の発生しない地域での樹脂の寿命です。電力会社の鉄塔はAGCのルミフロン(フッ素樹脂)が使われています。鉄塔はフッ素樹脂の塗装が国土交通省の指定です}

 

つまり日本の住宅の寿命は国土交通省の調べでは86年(平均)とあります。

住宅のライフサイクルを考えると、ウレタン樹脂塗料やシリコン樹脂塗料では86年外壁を持たせることが出来ないことがわかります。

また、3回目以降の塗装では外壁の状態によっては部分剥離か全面剥離が必要になり、無駄な経費が塗装費以外に掛ってくるのです。

これが外壁塗料メーカーがあかさない外壁塗装の真実です。

 

  keikakuzu02.jpg

 

正しい塗装工事施工表は(窯業系サイディグの場合)

ご近所あいさつ回り→架設足場 →高圧洗浄→外壁の乾燥(1日あける)→ドア、窓の養生→
シーリング部バリヤコート→ルミステージEFPプライマー→ルミステージ水性ミドルコート(下塗り)
→ルミステージ水性エナメル低汚染(上塗り)→タッチアップ→架設足場解体→清掃→工事完了
 

上記の方法で外壁塗装工事は進みますが、外壁塗装面積にもより10日から12日くらいの工事日程です。

2014年5月24日